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2006年05月06日
20060506 世界測地系
測量法の改正により、日本は明治時代から使われてきた日本測地系をやめて2002年4月1日から世界測地系に移行しています。
それから4年、建設、測量等、測量に関連する業界のほとんどが、世界測地系への対応を終えているように見受けられます。
考古学はどうなんだろう。
いまいち、どうなっているのか、よくわからないのですが、如何でしょうか?
まさか、TKY2JGD(変換ソフト)にただ投げ込めばいいや、って訳ではないでしょうね・・・(ーー;)。
まあ、ほとんどはそれで対応できるのかもしれませんが。
2001年に、職場でいち早く対応すべきだ、と言った時には、そんなものすぐには変わらない、と当時の測量スタッフに笑われたものでした。
あまりに腹が立ったので、某上級官庁のヒトに、管轄化の試験研究機関にきちんとせえ、と言えないの?と電話したら
「駄目だよ、お前さんの組織がそんなことにすぐに対応できる訳ないだろ」
と言われたことも思い出されます。確かに・・・。
あるいは、面倒くさいからそのままでいいじゃないか、とか、そもそも、そこまで厳密な測量はしてないし、今後もする気はない、という意見も、自治体の方から頂きました。
でもね、こういうことをきちんとしておかないと、何の為に掘っているの?という誹りは免れないと思うのですよ。
その遺跡なり、遺構なり、遺物が、どの位置にどのような状態であったのか、を記録することから研究ははじまるし、そのような情報を得られるからこそ調査が必要なのではないかなあ。
そうじゃないと、「遠足会」に戻っちゃうよ(というと、当時の人に失礼ですね。すみません。)。
個人的には、位置が決められない調査なんて、気落ち悪くてできないなあ。
と、何で急にこんなこと言っているのかといいますと、連休明け締切でちょっとこの手の話を書くように依頼があったので、思い出している最中なのです。
自分の中では、解決を見たもの、という意識だったので(調査部だったからね)、どんな問題があったのか、海馬も大脳皮質も退化している私にはかなり酷だなあ。
資料は全て箱の中・・・。
しかし、もう4年も経っているので、何を今更、って怒られそう。情報収集能力の欠如なのか、この世界の実態なのか、教えてくださーい。
投稿者 あかねだ : 2006年05月06日 23:37
コメント
春に他県で測量の実習をしたときのこと。
既存の基準点の位置はすべて日本測地系だったので,あらかじめ依頼していたGPS測量のVRS RTK GPSのデモンストレーションを兼ねて世界測地系に対応した測量をしてもらいました。基準点を測量するのにこの方法が最適だとは思っていませんけど。
いっぽう夏に,離島の遺跡で測量・発掘調査したときは,日本測地系で測られていた基準点の位置情報をTKY2JGDに投げ込んで世界測地系に変換してしまいました。出土した遺物は全てトータルステーションで位置を記録しているのに,基準点がこれでは,と矛盾を抱えました。
発掘調査に初めて参加した1年の夏,できる限り遺物の出土位置を精確に測るように教えられたのに。。
当然そうなのだろうと思っていたことがそうではなかったりしたので,事前の確認が必要だなと思いました。
この話,とっても気になります。
投稿者 やまひろ : 2006年05月07日 01:53
我が業界では「精度」にウルサイやつが多い、というのが皮肉だよね。有効数字の概念も理解してないでね……小4の知識なんだけど(註、世代によって若干の差はある)。
投稿者 okayasu : 2006年05月08日 22:55
確かに、「精度」は。
作図法や図面の縮尺を考えずに「ミリ単位」とか。
平板&1/100で精度にこだわられてもなあ・・・。
投稿者 あかねだ : 2006年05月09日 06:29
前の会社にいた時も縮尺と無関係に「精度は何ミリ?」と聞かれて何度苦笑したことか。説明しても分かってもらえないし。
投稿者 okayasu : 2006年05月09日 20:46
そういう時は、1/20の縮尺で、5mmの違いを書き分けてみろ、とアドバイスなさるのがいいかと。
頭でわからない場合は、やってみるのがよろし(笑)。
投稿者 あかねだ : 2006年05月09日 21:09
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