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2006年02月19日
20060219 だいちに何を期待する?
陸域観測衛星ALOS(愛称:だいち)が何とかトラブルを回避して飛びましたね。
よかったよかった。
Say-noさんが書かれているように、とても期待しているのですが、ちょっと補足を。
gocito02さんも書かれているように、データからしたら、そんなに高解像度でもないのですよ。
だから、受動型(パッシブ)センサを使う、という視点であれば、Quickbird(パンクロ0.61m/カラー2.44m)やIKONOS(0.82/3.3)といった商用の高解像度を誇る衛星があります。だいちのAVNIRーIIは10m。
そうそう、リモートセンシング、という観点から言えば、航空機による写真でいいじゃないか、という意見はまさにその通り。
でもね、こういうデータ利用するのに、なんぼすると思います?
Quickbirdでオルソ画像ワンセット55万円、IKONOSのライブラリで75万円・・・。
航空機による写真なら、ソースがないと、新規でかなりの額になると思います。
・・・そんなのつかえねえじゃねえか。
が、だいちの先代のみどり(ADEOS)のデータは2700円。勿論、解像度は8/30mと悪いですが、遺跡の周辺環境などを検討するとき、報告書や図録で遺跡の位置を示したい時には、利用可能な価格と思いません?
そこまで安くならなくても、現実的な価格でそこそこのデータが入手できれば、色々活用できると思うのです。
それからパンクロマチック立体視センサは既存のパンクロセンサ(白黒)だけでなくまさに「立体視」が可能で、1:25000の地図の作成が可能になります。
・・・既に数値地図があるだろ。
確かに。ただ、国土地理院が出している数値地図50mメッシュ(<名前が悪いんだよな。50mではないんですよ)は、作成方法からして少し正確さに難があるので、よりよいデータが取得できるのではないかと思います。
ちなみに、数値地図5mメッシュ(東京と名古屋のみ)は、航空レーザスキャンによるとても素晴らしいデータです。はい。早く整備して欲しいですね。
さて、より注目するのは能動型(アクティブ)センサ。
パッシブセンサは反射光線をデータとして取得するので、夜だったり、雲があったり、森だったりすると地表の情報がとれません。
が、アクティブセンサであれば、これらを除去して必要な情報を取り出すことが可能だそうです。
波長を変えると地中の状況もわかる、ということで、場所によっては遺跡の位置の確認が出来るかもしれません。
実際に砂漠での例が・・・しかし、砂漠ね。
島田政信さんのインタビューあたりも
参考に、色々考えてみてはどうでしょうか。
投稿者 あかねだ : 2006年02月19日 16:31