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2005年09月08日
20050908 たかがラベル
遺物の取り上げの時にラベルを使われるところも多いと思います。一緒に袋に入れておくと、遺物への注記までの間、大切な情報になります。
注記が済んでいない遺物の昔のラベルがふやけて無くなってた、なんて恐ろしい話もあるので、わずかにお値段はりますが、ユポ合成紙等の使用がいいようですね。
ビニール袋に直に書き込む場合も、そのままにしておくと劣化しますので、こまめなメンテナンスが必要です。
さて、最近気になるのは、ラベルの書き方。すごーくつまらん話かもしれませんが。
出土年月日を書くときに、西暦で表す場合(多分元号表記はしないと思いますが)、略して下2ケタだけを書く人が多いんです。今年なら05.
2100年代になったら、どうするんだろう。
どうせ俺たちゃ生きてないよ、とか、
その時に4ケタにすりゃいいじゃねえか、とか、
その頃は記録の方法も変わってるだろ、とか、
そうかもしれませんが。
遺跡や遺物は人類の歴史を知る上で大切な資料であり、人類の歴史ある限り伝えていかなきゃいけない、ってことで発掘してんじゃないの?
考え方は色々あるとは思うけれども、2000年代の我々だけが特別な訳でもない筈だし。
考古学が100年そこらで必要なくなる、という読みなのか?
考えすぎかな。
インクがもったいない、わけじゃないよね。
数字二つ追加するのがそれ程めんどくさいのか?
2000年になった時に「ラベルの年の表記どうする?」と某室長さんに聞かれて、当然4ケタ!と答えたのだけど、結局混在・・・。徹底できなかったこちらにも責任はあるけど。
でも、遺跡や遺物は大事です、なんて言いながら、我々の後の人達が100年後に受ける混乱を想像できないで「護りましょう」とかぬかしても意味ないと思うのですが。
国家は悪だ、と叫びながら国立大学でお給料もらう偉いセンセと同じくらい矛盾しているかも。研究の理想と現実の生き方は違うってことでしょうかね。
そういえば地区名略した奴もいたな。これは論外。流石に現場で長時間説教。
投稿者 あかねだ : 2005年09月08日 23:16